2008年9月の庭 No.2

夏の象徴、ステップミントが、
益々元気一杯にテリトリーを広げ、
踏み石を浸食してきています。
私はおかまいなしに
ステップミントを踏みつけて歩きます。
その方がむしろしっかり根付くからです。
余り大事にし過ぎると
ヒョロヒョロになってしまいますから。
するとステップミントの上に
私の足跡が残ります。
冬に降り積もったばかりの雪の上を歩いた
感触を思い出し、
改めて自らへの問いを繰り返します。
「一歩一歩、確かな責任を持って、
自らの選択によって歩んだか。」

そして
すぐその脇で
バラの実が色づき、
秋明菊が一番花を咲かせ、
秋を告げています。

夏と秋、
渾然一体となった
「アンズの庭」。



ステップミント



ペネロープの実



秋明菊



ロサ・カニナの実



シュウカイドウとメドーセージ



クレマチス



タデ



トレニア/ゼラニウム/フイリヤブラン



ダールベルグデージー



メドーセージ



サンショウ



シュウカイドウ



フイリヤブラン



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